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二人の女性(オカルト)
オカルト、突っ走りま〜す!!
今日は姉の体験談です。
私が中学生、姉が高校生の頃。
夜中の1持頃、テスト前だった私は自分の部屋で勉強していました。
(既に夜行性)
すると
トントン
とノックが。
ドアを開けると姉がいました。
「どうしたの?」と聞くと
顔を真っ青にした姉が、部屋に急いで入って来ました。
そして姉はこう言ったのです。
「寝てたら金縛りにあってさ。
やっと目だけは開けたんだけど、そしたら白い着物を着て長い髪の女の人が私の上に乗って、私の両肩を掴んで押さえつけてるの!!
目が人間じゃなくて・・・まるで猫みたいな目だったよ。」
こわ・・・。
化け猫?
そんなのいるのかな。
そして姉は続けました。
「お腹の辺りがやけに重いと思ってさ、よく見たら、もう一人の人が・・・やっぱり白い着物を着て猫のような目だったけれど、お腹の上に正座してるんだよ!!
無表情で私を見ていた・・・。二人の女の人が私の上に・・・。
やっと金縛りが解けて、急いで部屋から出てきたの!まだいるかもしれない・・・。」
鳥肌が立ちました。
その光景を想像せずにはいられませんでした。
そして、気づいた・・・。
「あのさ・・・肩を押さえていた人がいて、もう一人お腹に正座してたんだよね?
何故正座していた人が見えた・・・?
だって胸の辺りに一人いたら、見えないんじゃ・・・?
それに人の体に二人も大人の女の人が乗れる・・・?」
姉は言いました。
「そう・・・二人とも透けていたの。
それに、肩を押さえている人の下半身は・・・見えなかった。
肩を押さえていた人の上半身を透かして、正座をしてる女性を見た。」
つまり上半身のみ・・って事ですよね。
ヾ(ーー )ォィ
あんた、こんな夜中にどうしてくれんの、この怖さを!!
と姉に怒りににた感情が。
でも怖い。
妙に怖い。
鳥肌が治まらない。
これはやはりまだ部屋にいらっしゃるのでは?
「まだ勉強してるでしょ?流月のベッド貸してね!!寝る時に起こして。」と私のベッドに潜り込み、間もなく寝てしまった様子。
よく眠れるね・・・とちょっと感心。
でも姉が部屋にいてくれる安心感もありました(寝てるけど)
とりあえずは勉強の続き・・と思い机に向かうと、
ガタンッ!!
と姉の部屋の方から大きな物音がしました。
心臓がドキドキしました。
でもさすがに確認しに行く勇気はなくて。
まるで部屋中の家具が飛び回っているんじゃないかと思うくらい、大きな物音がするんです。
家族が起きてこないのが不思議な程。
姉の部屋より私の部屋の方が奥にありましたから、移動する時は必ず姉の部屋の前を通らなければいけないんです。
トイレに行きたくなったらどうしよ・・・。
もうこれは勉強どころではないし(起きててトイレに行きたくなったら嫌だし)、私も寝てしまおう!
そしてこの恐ろしい物音はあなたの部屋から聞こえますよと、姉に伝えよう。
つまり、姉を起こそう!!
と決意。
何故決意かと言いますと、この時点で姉が寝てから数分後な訳です。
姉は寝起きが悪いですから(私ほどじゃないけど)起こした言い訳を考えていたのです。
幽霊も怖いけど、姉も怖い(-.-)
「あのー寝たいんだけど。なんかさー物音凄いよ?誰かいるよ?人数増えてるかもよ?(適当な事言ってますね)」
姉、起きません。
「あのっ!!多分、家具壊れてると思う!!コンポとか!見てきた方がいいんじゃない?
あたし、もう勉強終わった(正確には止めた)んだけど!すっごい夜中なんですけどー!!」
この間も姉の部屋からはガタンガタン凄い音がしていました。
本当になぜ誰も起きてこなかったのか・・。
そして姉、起きず。
やっと一言言った言葉が
「うるせーよっ!!」
こわー・・・。
あなたの部屋もだいぶうるさいですよ・・・・
仕方ないので床に寝ました。
ガタガタとする音を聞きながら、朝が来ないんじゃないかと思いました。
今にでもドアが開いて、白い着物の女の人とか、上半身だけの女の人が入ってきたりして・・。
でもそのうち、寝てしまったみたい。
来ないと思っていた朝があっさりと、すぐに来ました(笑)
明るくなったので、思い切って姉の部屋のドアを開けると、何事もなかったように、いつもと同じ姉の部屋がありました。
「ねぇ、何で昨日起こしてくれなかったの?気遣わなくて良かったのに〜。でもありがとね〜。」
覚えてないんですね、うるせーよっ!!を。
あなたはもっと気を遣っておくれよ!!
と言いたかったですが、お礼を言われてしまった手前
「あ〜・・大丈夫・・(じゃないけど)」
としか言えない流月でした。
おしまい。










